2020年度NF-JLEP訪日研究フェローシップの受賞者、スシ・ウィディアンティさんが、研究調査のため来日されました。

（左から）菅井敬太部長、鈴木真理常務理事、スシ・ウィディアンティさん、鏑木洋子プログラムオフィサー

NF-JLEP訪日研究フェローシップは、2020年初頭から始まった新型コロナウィルス感染症の影響により中断していましたが、日本政府による海外からの入国制限の緩和を受けて、再開できることになりました。

門野理事長（右）と鈴木常務理事（中央）に訪日研究を説明するウィディアンティさん（左）

スシ・ウィディアンティさんは、NF-JLEP奨学金を受給し、インドネシア教育大学修士課程を修了されました。現在は、母校の日本語教育学科で学科長を務めていらっしゃいます。専門は異文化コミュニケーションです。2022年10月からの訪日研究では、在日インドネシア人会社員にインタビューを実施し、インドネシア人の日本適応をコミュニケーションの視点から分析する予定です。

海外の大学教員を対象とした訪日研究助成プログラムが限られるなか、ウィディアンティさんが、二年間の延期を経て、訪日研究フェローシップを受給し、活動を行うことで、ご自身の研究が実りあるものになり、今後の大学における教育活動に活かされることを大いに期待しています。