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  • 2018.09.18

ニュージーランドのフェロー ハウィ・デングさん来訪

  • -NF-JLEP Association事務局

ニュージーランドのNF-JLEPフェロー、Howe Deng(ハウィ・デング)さんが、2018年9月にNF-JLEP Association事務局を来訪しました。ハウィさんは、大阪大学へ留学するために来日し、大阪へ向かう前に東京の事務局に立ち寄ってくれました。

ハウィさん(後列右から2番目)とNF-JLEP Association 事務局

ハウィさんは、ヴィクトリア大学ウェリントンの3年生。同大学で、公共政策と日本語、商学をダブルメジャーとして学んでいます。NF-JLEPでは、ハウィさんに日本語を専攻する学部生奨学金を支給しています。この9月からの一年間は、大阪大学のMapleプログラムで、日本語と日本文化を集中して学ぶことになっています。ハウィさんは、一年後に日本語を流ちょうに話すことができるように勉強したいと抱負を述べました。

高校3年生のときに姉の影響で日本語を学び始めたというハウィさんは、今回は2回目の日本訪問とのことですが、すでに日本語を不自由なく使い、事務局と様々な話題に花がさきました。

日本の好きなところは日本人の几帳面さで、エスカレーターでは止まっている人と歩いている人が整然と列を作っていることを例にあげてくれました。これから一年間の留学を通じて、また新たな“日本”を発見し、ますます日本人・日本文化への理解を深めていくことを期待しています。

公共政策を学ぶハウィさんの将来の希望は、ニュージーランド政府に就職し環境政策に取り組むことです。一見すると日本語とは無関係のようですが、環境問題を解決するには、異なる価値観を理解し見識を広げる必要があるとハウィさんは考えています。日本語の学習は自分の視野を広げているとのことです。

事務局では、一年後のハウィさんの日本での様々な気付きについて聞くことができることを楽しみにしています。